無事建物は完成したものの、いざ3階の部屋に入ってみると、そのほとんどが天井に阻まれて、立ち上がることなど困難なありさま。業者に事情を聞いたところ、「3階部分が斜線制限にひっかかっている。最終的に斜線制限内に家をおさめようとしたため、このような形になった」とのこと。完成してしまったので、やむをえず建物料金を若干下げることで納得したが、結局、念願の書斎はお流れとなり、今や、通販で買った天体望遠鏡を設置し、腹ばいの姿勢で、毎夜、小さな天窓から星を眺める日々だ。
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菩彰な「斜線制限」とは、家をとり囲む“透明な檻”「道路斜線制限」は前面道路の幅で決まるなんともお気の毒なことになってしまった。このときは、「建築業者も兼ねている不動産業者に仲介してもらったから大丈夫」と聞いていたので、あとからこんなことになったって聞いてびっくりでしたよ、ホント。建ぺい率、容積率を無事にクリアしても、斜線制限にひっかかって望む広さの家が建てられないこともあるんですよね。2階建てまでなら斜線制限があまりかかわってこないので、業者もうっかりしちゃったんでしょうが、最近増えている3階建てだと、けっこう斜線制限にいじめられちゃうんですね。